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その症状、もしかして五十肩…??|大口・白楽ゼロスポ鍼灸整骨院・整体院
こんにちは!
ゼロスポ鍼灸・整骨院 大口通・白楽です!
芯まで身体が冷える時期になってきましたね。
肩こりが辛くなりやすいときでもありますがそれに加えて肩の痛みが出ている方はいませんか?
痛みが続いている方、もしかして五十肩かもしれません!
今日は五十肩について書いていきます!
五十肩とは?
五十肩とは別名「肩関節周囲炎」といい、ある日突然肩に痛みが生じる原因不明の症状です。
40代では四十肩、50代では五十肩と年代によって呼び方が分かれていますが症状は同じものです。
肩関節周囲炎の症状は3つの時期に分けられます。
①炎症期
《症状》
比較的強い痛みが特徴です。夜眠れないほど痛い(夜間痛)、じっとしていてもズキズキ痛む(安静時痛)、少しでも動かすと痛い(動作時痛)などが見られ、短い人で数日、長い人だと数か月続くことがあります。一番つらい時期とも言えます。
《治療》
病院では注射や投薬により炎症症状の緩和を優先とした治療を行います。
この時期は炎症が強い時期なので「動かさないと固まってしまう!」と肩を動かしてしまうと炎症症状が悪化し、かえって長引かせる要因となってしまうので注意しましょう!
炎症期は筋肉を緩めることを優先し、電気や鍼灸での炎症を抑える治療をお勧めします!
②拘縮期
《症状》
炎症期の痛みが落ち着いてくる時期です。ですが、炎症期で痛みが強かったこともあり、動かすことが出来ず肩周辺の組織が硬くなり、動きが悪くなってしまっているため、腕が90度も上がらなくなることもよくあります。この時期は痛みが減ったものの頭が洗えない、洋服がスムーズに着れないなど日常生活に支障をきたす時期となります。
《治療》
痛みがある程度落ち着いてきたら積極的に動かしていくことをお勧めします!
この時期は筋肉が固まってしまっていることが多いので肩回りの筋肉や関節包の硬さを取りつつ動きを出すリハビリを行っていきます。関節の可動域が狭くなっている時期でも生活の支障を減らすために動きを出していく必要があります。
③回復期
《症状》
回復期になると今までが嘘のように改善し始めます。
多くは数か月で日常生活に支障が出ないほどに回復していきますが、長い人では1年以上かかってしまうこともありますので長い目で付き合っていくことを視野に入れなければならない疾患です。
《治療》
拘縮期での医はびりを継続しつつ筋力アップも必要となってきます。拘縮期では筋肉の萎縮も見られるため筋力の低下が著明となります。
少しづつ負荷をかけるトレーニングを行い元の筋力まで戻せるようにしていきましょう!
ですがこの時点であまりにも拘縮が長引く場合は手術の適応となることもあります。
★お家でトレーニングを行う際、バンドやチューブを用いてもいいですが、じつはペットボトルも効果的なんです!
ベットボトル500mlに水を入れたものを使い肩のトレーニングを行うことが出来るのですが、ダンベルだと重くて持ち上げられない、お年寄りの方には安心して手軽に使っていただけると思いますので是非やってみてください!
《肩周りのツボ》
・肩髃(けんぐう)肩を横に上げたときに肩にできるえくぼに位置するツボです。
・肩髎(けんりょう)肩髃の後ろ側のえくぼに位置するツボです。
・手三里(てさんり)肘の指3本分下に位置するツボです。
当院ではこれらのツボにパイオネックスを貼らせていただいています!貼るだけでも痛みが和らぎますので是非貼ってみてください!
いつでもご来院お待ちしております!!