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あなたの肩甲骨は動きますか?|大口・白楽ゼロスポ鍼灸整骨院・整体院
こんにちは!
ゼロスポ鍼灸・整骨院 大口通・白楽です!
お仕事でパソコン作業が多かったり、スマホっ首になっていたり、首に辛さを感じる方多いのではないでしょうか?
実は頸や肩の動きには肩甲骨の動きが関係しています!
どのように関係しているのか一緒に勉強していきましょう☆
肩甲骨の働き
肩甲骨は胴体部と上腕骨をつなぐ役割を持つ骨であり、肩関節の関節運動において広範囲に動くことが出来ます!
また、肩甲骨には
①肩をすくめる(挙上)
②上げた肩を下げる(下制)
③胸を張る(内転)
④パンチをする(外転)
⑤万歳をする(上方回旋)
⑥背中に手を回す(下方回旋)
これらの動きと肩関節の動きが連動することによって腕の動きが可能になります。
また肩甲骨には肩こりのもとになる僧帽筋(首の付け根の筋肉)や菱形筋(背中の筋肉)などの筋肉を含む18種類もの筋肉が付着しており、肩甲骨を動かすことで肩こりの改善に大きな効果があります。肩や首回りの筋肉はほとんどが肩甲骨に付着しており、肩甲骨を動かすことでそれらの筋肉を刺激することが出来ます。
肩甲骨の機能障害
翼状肩甲・・・腕を挙上するときに肩甲骨の内側縁が浮き上がって、天使の羽根や折り畳んだ鳥の羽根のように見えるので、このように呼ばれています。
正常な肩では、腕を90度以上上げるときには、上腕骨と肩甲骨の間の肩関節だけでなく、肩甲骨の内側で内側縁に起始する前鋸筋や肩甲骨棘~肩峰(肩甲骨の端)に停止する僧帽筋の働きで、肩甲骨が肋骨をすべるように前方に移動し、かつ下端(下角)がさらに上方に回転します。
前鋸筋が使えなくなると、肩甲骨の内側縁が浮き上がって翼状肩甲となり、腕を前方へ挙上できなくなります。
チェック方法
・腕立て伏せテスト
*目的:肩甲骨の安定性を評価する。
前鋸筋、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋の評価。
*方法:膝伸展位で腕立て伏せを行います。
※姿勢が辛い場合は膝をついても大丈夫です。
*陽性所見:①腕立て伏せの状態から下降する際に肩甲骨が挙上、後退する。
原因・・・僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、菱形筋の過剰活動、前鋸筋の弱化がある。
トレーニング
段階1「壁上腕挙上」
開始肢位:壁に向かった立位で、肩甲骨を前に出して腕を壁につける。
方法:肩甲骨を前に出した状態を保ちながら、腕を上方に上げていく。
この時、頚椎が後ろに反らないように顎を引いて行う。
そのほかにも詳しいトレーニング方法については過去のブログで紹介していますので興味のある方はご覧ください!
ゼロスポ鍼灸・整骨院 大口通・白楽では治療だけではなく患者さんが日常で行えるセルフトレーニングの指導を行わせていただいております!
自分でもケアしたい方、運動後のストレッチを知りたい方はぜひ一度ご相談ください!!