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膝を曲げ伸ばしの痛みにお困りではないでしょうか??|大口・白楽ゼロスポ鍼灸整骨院・整体院
こんにちは!
ゼロスポ鍼灸・整骨院 大口通・白楽です!!
ゴールデンウィークも近づいてきて、様々な行事が待ち構えている方も多いのではないでしょうか??
そんな中で膝の痛みがあり、思うように動けない方はいらっしゃいませんか??
今回は膝の痛みの中でも『変形性膝関節症(大腿脛骨関節症)』についてお話させていただきます!
『変形性膝関節症(大腿脛骨関節症)』とは?
慢性的な膝の消耗により、膝の関節軟骨がすり減って、大腿骨と脛骨と呼ばれるスネの骨の間の関節腔が狭くなった状態を指します。
膝関節は大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節からできています。変形性膝関節症は大腿脛骨関節の変形を指すので。『大腿脛骨関節症』と呼んでもいいかもしれません。
変形性膝関節症のほとんどは内側の軟骨が摩耗していき、いわゆるO脚(内反変形)が進行していくことになります。
膝関節の内反変形には、歩行時(主に立脚前半相)の過度な膝関節外反モーメントが関与しています。
◉膝関節外反モーメントが生じる原因
①膝関節内転位荷重(ラテラルスラスト)
②骨盤外方位
③身体中心が外方位
④足底圧中心が外方位
※ラテラルスラストとは
歩行時の初期接地から荷重応答期にかけて急激な膝関節の内反動揺が起こる現象を意味しています。
痛みが出ている場所はどこ?
大腿脛骨関節における疼痛誘発組織は滑膜と半月板であり、滑膜由来の痛みは膝関節に炎症が存在している場合に起こりやすいです。
膝蓋脛骨関節における疼痛誘発組織は膝蓋下脂肪体であり、脂肪体の滑走が障害され、摩擦やインピンジメントが起きることで発生します。
変形性膝関節症の概要・症状
男女比は1:4で女性に多く見られ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。
主な症状は膝の痛みと水が溜まることです。
初期では立ち上がり、歩き始めなど動作の開始時のみに痛み、中期では休めば痛みがとれますが正座や階段の昇降が困難となり、末期になると安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンとの伸びず歩行が困難になります。
変形性膝関節症の治療方法
・膝関節の固定(軽度〜中等度)、サポーターなども有効
・膝関節伸展制限の改善
・大腿内側の筋力トレーニング
・骨盤外方位の修正(中殿筋、大殿筋の筋力強化)
運動療法
◉パテラセッティング
膝の下に丸めたタオルを置き、膝の内側を意識してタオルを潰すように膝を伸ばす
30秒キープ×3セット
◉SLR運動
・仰向けで寝た状態で片足を上に10cm上げていき、キープ
10秒×3回を左右両足
・椅子に座って足をまっすぐ5cm上げ、キープ
10秒×3回を左右両足
このように当院では運動療法を交えて、症状の改善・予防を行っています!
症状のない方でも今後症状が出てしまったり、他のケガにつながることが多い膝まわりだからこそ、しっかり治して元気に動き回れるようにしましょう!!
お困りの方はぜひ一度神奈川区 ゼロスポ鍼灸・整骨院 大口通・白楽へご相談ください!