知っておきたい救急処置について｜神奈川区の大口・白楽のゼロスポ鍼灸整骨院・整体院

こんにちは！ゼロスポ鍼灸・整骨院　大口通・白楽です！

思わぬ事故や、特にスポーツ活動中に多い骨折や捻挫、肉離れなどの外傷

特にこれらのケガは急性期と呼ばれる受傷直後のケアがその後の治りにも大きく関わってきます。

急なケガにも慌てず対応できるように今回は救急処置についてご紹介します！

スポーツ外傷

　スポーツ外傷とは、スポ－ツ中に他のプレーヤーとぶつかったり、転んだり、捻ったり、ボールが強く当たったりすることなど原因がはっきりしている偶発的な事故のために身体がダメージを受けることです。

これに対してスポーツ障害とは、身体が少しずつダメージを受けていく状態です。疲労から過労になり、さらに病的疲労になってしまった状態を言います。

二つの違いを簡単にまとめると

外傷：一度の大きな外力によって発症

障害：オーバーユース(使い過ぎ)や持続的な負荷によって発症

といった形になります！

JSPO(公益財団法人　日本スポーツ協会)によるとスポーツ外傷は競技特性に関わらず全体の傾向として

• 手・指の突き指
• 足関節捻挫
• 膝関節の捻挫・靱帯損傷

の順に多いとされています。

スポーツ活動中に痛めてしまった場合の処置として、長年“RICE”処置が推奨されてきましたがご存じでしょうか？

RICEからPOLICEへ

RICE処置とは

Rest ：安静―むやみに動かさず安静にする

Ice：冷却―患部をアイシングなどで冷やす

アイシングを行うことで毛細血管が収縮し、腫れや内出血、痛みを抑制します。

患部にアイシングや氷嚢を当て20分前後冷やします。

ピリピリした痛みの後に無感覚状態になったら一度冷却をやめ、感覚が戻て来たら再度冷やします。

受傷２～３日、痛みの強い間はアイシングを行いましょう！

Compression：圧迫―テーピングなどで圧迫する※きつくしすぎると血流や神経障害を起こすので注意

Elevation：挙上―患部を心臓より高い位置に保つ

血液は心臓から送り出されるので、患部を心臓より高い位置に保つことで内出血や腫脹を予防します

これら四つの処方で、それぞれの頭文字をとって基本的な応急処置法として利用されてきました。

しかし最近では長期の安静は逆に回復を遅らせてしまう可能性があるという研究の結果から患部を固定した上で

復帰に向けてきちんと使える状態に準備していくためProtection(保護)と、Optimal Loading(適切な負荷)を加えた”POLICE”処置が新たに勧められるようになりました。

適切な負荷は細胞を活性化させたり、組織の回復に必要なタンパク質を増加させてくれる効果もあるんです！

急性期の運動はケガをひどくしてしまう恐れがあるので、まずは安静にして炎症が治まるのを待ちます。

可動域や柔軟性の確保が出来たうえで状態を見ながら少しずつ動き出しを入れていきましょう！

当院での治療

受傷直後は従来通りの処置として患者様ご自身でも安静やアイシングは行ってください！

当院ではテーピングや電気治療を用いた炎症の鎮火と細胞の修復の促しから、

怪我によって筋が固まってしまったり血流が悪くなるのを防ぎ、身体の状態に合わせて負荷運動のサポートもさせて頂きます！

急性症状の場合は保険を使っての治療も可能となりますので、何かお困りのことがあればぜひ一度ゼロスポ鍼灸・整骨院　大口通・白楽までご相談ください！