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子供が学校をサボりがち・・・実はそれ病気かも!?(神奈川区 大口 白楽)|大口・白楽ゼロスポ鍼灸整骨院・整体院
皆様のお子様に以下の当てはまるポイントはないですか?
・昼夜逆転した生活
・不登校で学校へ行けない
・朝、頭痛や調子の悪さを訴える
・睡眠時間や食事の量がバラバラ
親御さん側からすると
・子供がサボっているだけだ
・根性が足りないんだ
そう思ってしまいなんとか学校へ行かそう・朝は無理にでも起こすようにしよう。
でもそういった行動が逆効果で、より反発するように家に篭もりがちになってしまう。
子供自身も
・学校へはちゃんといきたい
・親に理解されずに悲しい
・体が思うように言うことを聞かない
そう思っています。
このまま行くと進学はどうなるんだろう・就職はどうしよう・・・
本人だけではなく親御さんもとても心配ですよね。
皆様は起立性調節障害と言う症状をご存知でしょうか?
近年、徐々に増えてきている子供が好発する自律神経障害による症状です。
起立性調節障害は様々な症状をきたします。
・頭痛
・めまい
・全身倦怠感
・立ちくらみ・ふらつき
・寝付けない
・食欲不振
・腹痛や下痢
などが挙げられます。時には失神を起こすこともあります。
思春期に起こりやすく好発年齢は10〜16歳で約5〜10%で発症すると言われています。
不登校の30%〜40%は起立性調節障害を併発しているそうです。
ではどういった内容で改善すべきでしょうか?
病院では生活面での指導・学校への対応・薬物療法や心理療法を用いていきます。1番の指導は生活習慣の見直しがポイントになります。
上記の内容をご覧になった方は整骨院で見れるの?と思うかもしれません。
実は整骨院・接骨院での起立性調節障害の治療は出来ます。
交感神経は頸部が関わりが深く、猫背やスマホ・PCのしすぎなどの姿勢の悪い状態が長く続くと頸部の緊張は強くなり、さらに長い時間の過度なストレスが身体にかかり続けることにより、交感神経は常に過剰に働いてしまいます。
なのでまずは頸部の緊張をとること、また猫背や不良姿勢の改善が重要になります。
また適切な運動指導なども行います。起立性調節障害の場合重症度にもよりますが、なかなか運動ができない環境や身体状況です。
重症度を見極め正しい運動が行えるとセロトニンと言う神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは精神の安定感や安心感、平常心を保ちストレスへの効能が大きくあります。日光を浴びたりしてもセロトニンは放出され、いわゆる精神安定剤のような作用があります。
もし、このブログを読んで起立性調節障害かもしれない!
思い当たる方やご不安な方は一度、当院へご相談下さい。